2026年に実施された定価改定の事実
ロレックスは2026年に二度の定価改定を行いました。2026年1月の改定では、ステンレスモデルがおおむね6〜7%、コンビ(ロレゾール)モデルが8〜9%、ゴールドモデルが10%前後の値上がりとなったと報じられています。続く2026年6月1日の改定では、金無垢モデルが約5%、コンビモデルが約2.5%の値上げ、ステンレス・プラチナモデルは据え置きでした。
特徴は「金の含有率が高いモデルほど値上げ率が大きい」点です。2025年に金相場が何度も最高値を更新した影響が、素材コストとして価格に反映されたと見られます。
なぜ定価改定が行われるのか
ロレックスはスイスフラン建ての価格を基準に、各国通貨での価格差が広がりすぎないよう調整する戦略を取っているとされます。為替や素材コストの変動が一定以上になると、定価改定で各国の価格をならす形です。したがって改定は「需要過熱だから上げる」というより、原価・為替の反映という性格が強いと考えられます。
値上げが中古相場を押し上げる構図
定価が上がると、中古・並行品の相場もそれに連動して切り上がりやすくなります。新品の入手ハードル(価格・在庫)が上がるほど、すぐ手に入る中古の相対的な価値が高まるためです。特に人気のスポーツモデルは正規店での購入が難しく、結果として中古価格が定価を上回る状態が続いてきました。ただしこれは過去の傾向であり、将来も同じとは限りません。各モデルの最新値はプレミア率ランキングで確認できます。
プレミア率の見方
プレミア率は「中古実勢価格 ÷ 定価」で大まかに把握できます。1.0を超えれば定価より高く取引され、下回れば定価割れです。注意したいのは、定価改定で分母(定価)自体が動く点です。値上げ直後はプレミア率の数字が一時的に下がって見えることがありますが、相場が下がったのではなく定価が上がったための見かけ上の変化である場合があります。考え方はプレミア率とはへ。
資産・売り時の考え方
- 相場は需要・為替・モデル人気で変動し、定価割れもあり得ます。値上がりは保証されません。
- 付属品(保証書・箱)や状態は査定額に大きく影響します。
- 売却益が出た場合、原則として課税対象になり得るため、税務の確認が必要です。
本記事は2026年時点で確認できた事実の整理であり、特定モデルの購入・売却を推奨するものではなく、投資助言でもありません。今後の相場は見込みであり断定できません。最終判断はご自身の責任で行ってください。手放す際は高く売るコツもどうぞ。
よくある質問
Q12026年のロレックスは何回値上げされましたか?
報道ベースでは2026年1月と6月1日の二度、定価改定が行われました。1月はステンレスを含む広い範囲、6月は金無垢・コンビが中心でステンレス・プラチナは据え置きとされています。
Q2値上げされると中古はどう動きますか?
過去の傾向としては、定価が上がると中古・並行品の相場も連動して切り上がりやすくなります。ただし将来も同様とは限らず、定価割れの可能性もあります。
Q3プレミア率はどう計算しますか?
おおまかには『中古実勢価格 ÷ 定価』です。定価改定で分母が変わると数字が変動するため、相場の上下と定価変更を区別して見ることが大切です。